小学校に入るか入らないかくらいの頃、
近所の家族と一緒に気象ロケットの打ち上げを見に行ったことがある。
場所は三陸町綾里の気象庁高層気象ロケット観測所。
テレビで打ち上げの様子を見たことはあったが、本物を見るのは初めてで、
かなり長い待ち時間をずっと楽しみに待っていた。それまでにテレビで見たことのあった打ち上げというのは、
かなり遅く再生していたため、ゆっくり飛んでいくイメージがあった。
そういう風に見える気がしてずっと待っていて、打ち上げ。
打ちあがって、それこそあっという間に空の向こうへ見えなくなった。
よく考えればあんな遅いスピードで飛んでいくわけがないのはあったり前のことで、
飛行機でさえもっとずっと早く、子供でもそのくらい理解はできたが、
それでもなんだかショックだった。
待っていた時間の長さと、打ちあがった時間の短さが対照的で、
20年以上経った今でも鮮明に覚えている。
そのとき子供心に感じたのは、ロケットってやっぱりすごいなということと、
テレビの映像(マスコミ報道)はそのまま信じたらいけないんだということ。
ある意味教育的意義は大きかったかも。親の意図とは違ったかもしれないが・・・
このロケット観測所は、4年ほど前に観測業務を終了し、
現在はもう打ち上げをしていないらしい。もう一度見たかったのだけどな。残念。

