鼻から○○

さて、夜が明けて土曜日になり、初めて自分がいる病室の様子がわかってきました。4人部屋に私を含めて3人、ほかの2人は整形外科のようで、脚と首にそれぞれサポータをつけていました。早速(寝たままですが)挨拶をしようと思っていたところ、向こうから「退院しますので」とご挨拶。なんと、2人とも今日が退院だったようで、入院早々広い病室に一人きりに。

緊急入院だったので、ジーンズにTシャツのまま、飲まず食わずでひたすらボーッとしていると、午後に奥さん到着。はるばるご苦労様。入院に必要なパジャマ、着替え、リネン品など一通り用意してくれました。これでやっと入院患者らしく?なりました。そして夕方になり、腹部レントゲンを撮った後、奥さんと2人で先生に現状と今後の治療方針について話を伺いました。

・詰まっているところは大腸の始まりに近い部分(上行結腸と横行結腸の境目付近)
・詰まる原因は、食物繊維などによる詰まり、癒着、良性または悪性の腫瘍などが考えられる
・癒着、腫瘍の場合は手術が必要
・ともかく詰まったものが抜けてから大腸ファイバーで見てみないとわからない

ということでした。どっちにしても手術はいやだなあ。

しかし、手術の前にも難関が待ち受けていました。

「で、鼻から入れているイレウスチューブなんですけど、まだ全体の数分の一しか入っていないんですよねえ。一応このままほっといても少しずつ入っていくんですけど、腸の中のものが取れるまで時間がかかるんですよね」

ここまで言われちゃあ、イヤだけどもう一頑張りするしかないでしょう。

「イレウス管、もう少し奥まで入れちゃってください」

言った瞬間にちょっと後悔。

さっそくそのまま処置室へ。レントゲンで確認しながら鼻に入った管をぐいぐいと押し込んでいく。鼻の奥や喉を管が擦って痛いの何のって。それでも何とか全長2.5mのイレウス管は無事に収まり、先端は盲腸までもうすぐ、というところまで来ました。

やっぱり奥まで入ったせいか、鼻から出ている管を通して出てくる内容物の勢いは以前とは段違い。しっかし、この管って透明だし、ためておくバッグも透明なので、目の前数センチのところを大腸に溜まっていた液体が通っていくのがよく見えるんです。よく考えるとかなりイヤ。絶食状態でかえって良かったかも。早く抜けないかな。しんどいっす。

(記:10月12日)

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