Rico 「きょうも、おいしく―大腸がん術後の体験談&レシピ」

夫が退院し、少し元気になってきたため、外出の練習、ということで
二人で本屋に行って見つけた本。女子栄養大学出版部出版。

世の中に「がんを予防する」という趣旨の本は多いが、
がんになってしまった人が、手術後にどのような食事をすればよいのか、
また、予後を良くするのにどういう食事が推奨されるのか、という観点で書かれた本は非常に少ない。
そして、たまにあるその種の本は、いかにもどこかの先生が、
「栄養だけ」を考えて作りましたという感じで、体にいいんだろうけど美味しくなさそう・・・
というのが多かった。

この本は、Ricoさんという、フードコーディネーターをしておられる方が
大腸がんを患い、その手術直後~回復期までのご自身の経験をもとに書かれたレシピ付きエッセイ集。

フードコーディネーターという職業のためか、本に載っているどの料理も
美味しそうで洒落ていて、かつ体に良さそうなものばかり。
さっそく寄せ豆腐とか、かぼちゃスープとか作ってみたけれど夫にも好評だったし、
一緒に食事する私自身も満足できる美味しさだった。

レシピは、手術直後の、まだ腸の傷が十分治っていない頃におすすめの食事、
ある程度回復してきた頃の食事、ほぼ回復し、日常生活を送れるようになってからの食事と
3種類に区別されているため、レシピをダイレクトに真似する以外にも、
回復に合わせてどのような食事にしていけばよいのか、という指標としても有用。

ちなみに著者は夫とほぼ同年代。
レシピ部分も参考になるが、エッセイ部分の、若くしてがんになったとまどいや不安、
術後の闘病のことなどもさらりと書かれていて、そちらの方も参考になった。

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