たかが接客、されど接客

打ち合わせと会議のため、東京・つくばへ出張。
その途中、Soup Stock Tokyo に立ち寄りお昼ご飯。
ここはスープが美味しいため、立ち寄る機会があればいつも立ち寄るというお気に入りの店だが、
まあ、種別としてはファーストフード店なので、店員さんとはレジで注文・会計を済ませ、
引き渡しカウンターでスープを受け取る程度の接点しかなく、接客には大して期待していない。

が、今日の店員さんは、私が(出張なので)荷物の多いことを見て取るや、
さっと「席までお持ちします」と運んでくれた。しかも同時にたなふきんを手にし、
選んだテーブルをささっと拭いてからトレイを置く細やかさ。
今までファーストフード店に限らずいろいろな店に入ったが、
ちょっとしたことだけれど感心させられる接客をする人、というのは珍しい。
見たところまだ若い男の人(多分20代前半)で、おそらくはバイトだと思うが、
これから、どんな仕事をしたとしても伸びるんだろうなあこういう人、と思った。
これからの活躍に期待。

話変わって。私の腰痛は95%程度回復。
まだちょっと足にしびれが走ったり、少し痛かったりすることがあるが、
ほとんど気にならないくらいで日常生活の制限はほぼゼロ。
友達の結婚式も出席できたし、出張にも出られるし、
仕事でもプライベートのつきあいでも飛び回っている。つくづく、元気が一番。 “たかが接客、されど接客” の続きを読む

骨髄抑制

今日から抗がん剤3クルー目。初めて在宅での抗がん剤治療となることから、
私自身も少し前に休日出勤した代休を取って自宅待機。
ところが、お昼頃、病院に行った夫から電話があり、
血液検査の結果、これまでの抗がん剤治療の副作用として白血球・血小板の減少が認められる
(つまり骨髄抑制が出ている)ため、抗がん剤の投与を延期することになったとの連絡が入る。あらら。

副作用というのは、人によって強く出るものが違う(脱毛が顕著な人、嘔吐が顕著な人、など)らしいが、
夫の場合、骨髄抑制が強く出るタイプらしい。
自覚症状が少ない分一見楽だが、血液検査をしないとわからないので、
ある意味とてもやっかいな副作用。
吐き気や脱毛ならそれなりに家でも対処方法を考えられるが、骨髄抑制はちょっと難しいなあ。
とりあえず、感染症や怪我に気をつけること、くらいかな。掃除しなくちゃー。 “骨髄抑制” の続きを読む

おめでとう!

今日は高校時代の友人の結婚式@横浜。

花嫁さん(友人)は、ドレスが似合っていてとてもとてもきれいだった。
とても幸せそうなのも、見ていて嬉しい。末永くお幸せに!

同じテーブルはやはり高校時代の友人3人。
何年ぶりかで会う友人もいて、話が弾みとても楽しかった。

それにしても、久しぶりに出席したけど、結婚式っていいものですね~。
集まった人がみんな幸せになる感じがする。

とても楽しく、素敵な一日でした。お招きほんとにありがとう! “おめでとう!” の続きを読む

岸本葉子 「がんと心」

以前からよく読んでいたエッセイストの本。
40歳前後でがん(虫垂がん)にかかり、手術で切除し、本を著した時点で術後3年。
著者は患者の立場から、国立がんセンターの精神科の医師が医師の立場から、
がんになったことで経験する、告知や闘病、退院後の生活などの様々な場面で、
こころがどのような反応をし、どのようなサポートが必要だったか、
あるいは、そのような事項に対し、精神面でのケアが現在どのように進められているのか、
ということについて対談形式で述べられている。

患者としての経験は、岸本さんという、ある一人の患者についての一事例でしかないが、
人によってはこういう風に感じているのか、という参考になった。
がんという病気に特化したメンタルケアの取り組みについて、
まだ日本ではそれほど充実してはいないようだけれど、
フィジカル的な治療の他、このようなメンタル面でのケアもあわせるような、
総合的ながん治療がもっと広まるといいですね。

著者は独身のため(父親はいらっしゃる)、がん患者の家族に対するケアについては
あまり述べられていなかったけれど、
がんというのは(というか、がんに限らず大きな病気は大なり小なり)
家族の方もあれこれ考えることが増えるので、そちらも充実してくると嬉しい。 “岸本葉子 「がんと心」” の続きを読む

花束と一緒に出張帰り

昨日、機械耐震の偉い先生の最終講義があり、それを聴きに浦和へ出張。
講義のあとはおきまりの花束贈呈。で、そのあと懇親会。
懇親会終了後、先生に肩をたたかれ、「花束あげる」。
先生に贈られた花束ですから、と何度か辞退したが、
退官を控え既に家に花束がたくさんあることと、
先生自体が少し遠くからいらしていて持って帰るのが大変、ということなので結局いただいた。
今朝はラッシュ時間帯を若干はずれた京浜東北線の中をはじめ、
神戸に戻るまでの約600kmの道のりを、網棚に乗せたり抱えたりして何とか移動。
帰宅したときにはさすがにぐったりしてしまったけど、切り戻しをしたら回復。
花束贈呈の時の、贈呈した人の台詞。
「男が花を贈るときは薔薇の花と決まっていますので・・・」
本当かどうかは知らないけれど、立派な赤いばらの花束でした。
"060309_バラの花_01.jpg"

"060309_バラの花_02.jpg" “花束と一緒に出張帰り” の続きを読む

神戸に春を告げるもの

それはいかなごのくぎ煮。
今年は3月1日が漁の解禁日で、先々週くらいからか、スーパーなどはくぎ煮一色。
生のいかなごはもちろんのこと、「くぎ煮の保存に最適な」タッパー、「くぎ煮に最適な」鍋、
「くぎ煮を送るのに適した」エクスパック、「くぎ煮送付用」宅急便回数券つき・・・
この辺は、くぎ煮を作らないと春が始まらないらしい。
去年、初めて神戸で春を迎えたとき、このくぎ煮一色にちょっとびっくりしたが、
2年目の今年は、ああ、もう春なんだなあ、という気持ちになった。
少しこちらの人になったのかも。

ところで、くぎ煮は「作るもの」らしく、今の時期は、生のいかなごは売っているものの、
くぎ煮そのものは売っていない。食べたい人は自分で作りましょう。
でも上手に作るのは結構難しい。これは地元の人に分けてもらうしかないか。 “神戸に春を告げるもの” の続きを読む

読めません・・・

友人から子供が生まれましたはがきが届く。
子供の名前、漢字はそれなりに覚えやすいのだが、読み方と全然あっていない。
当て字、というわけでもなく、漢字と読み仮名を同時に覚える必要あり。
はがきから目を離して、しばらく他のことをしてから、ええと、彼女の子供の名前は、と考えると、
漢字は浮かぶのに読み方が思い出せず。これを3回くらい繰り返してようやく覚えたが・・・
親心はその、名前の漢字にとてもよく現れているのだけど、この子も、この子の担任も、
これから苦労するんじゃないかなあと思った。まあ、ともかくお誕生おめでとう。 “読めません・・・” の続きを読む

夫・復活!

抗がん剤治療の2クルー目を終え、今日でとりあえず退院。
あとは通院で治療を続けることになる。
治療そのものは1年以上続くが、家で過ごせるというだけでも気分は大分違うだろう。
仕事を終えたあと、退院する夫を迎えに神戸大学病院へ。
経口で服薬するUFTはまだ続いている(今日の夜まで)ので、
嘔吐感はまだ続いているようだが、月~水に比べればずいぶんいいようだ。
なお、本人が入院前最も気にしていた脱毛はまだ出ておらず、
ふさふさの髪の毛で退院となった。これからかもしれないけど、ひとまず良かったね。 “夫・復活!” の続きを読む

意外な障壁-乳酸菌

週末の退院を控え、在宅での抗がん剤治療の注意点を説明したパンフレットをもらう。
その中に書いてあった注意事項で、説明してくれた看護師さんにも念を押されたこと。

「抗がん剤投与期間中は乳酸菌を避けること」

胃腸内を酸性にしてしまうのが良くないらしい。
(この期間はそのほか、果物など酸性の強いものは避ける必要あり。)

普段、ちょっと胃腸の調子が悪いときなど、乳酸菌(ヨーグルト類)を摂取して
調子を整える、というのは多くの人がする対処だと思うけれど、
イリノテカンの副作用として下痢が出たときには、これをすると逆効果なんだそうで。
よく、副作用が出たときにヨーグルト類をせっせと食べて、
悪化させて病院に駆け込む人がいると言うことで、念入りに注意を受けた。

パンフレットにはヨーグルト類としか書いていなかったので、
あとで担当医師に確認してみたら、チーズやバターといった、
乳製品の発酵物は基本的に全て×。OKなのは牛乳のみ。

休薬期間中は構わないので、そういうものは一週間おきに食べることになりそう。
意外な影響があるものだ。 “意外な障壁-乳酸菌” の続きを読む