5月27日、インドネシアジャワ島中部でマグニチュード6.2の地震が発生。
29日昼現在で、死者は4000人超、負傷者2万人超という被害が生じている。
阪神淡路大震災もそうだが、このような大きな地震が起こるたびに、建物が倒壊し、
それによる死者が生じる。この被害パターンは世界共通。
死者を減らそう、地震被害を減らそう、と思ったら、
最初から強い建物を造るか、あとから建物を強くするか、に尽きる。
工学的に、今回生じた程度の地震に耐えるように建物を造るのは難しいことではない。
問題は費用と意識の壁。これは、途上国だから、ではなく、日本でも同じこと。
1995年に起きた、阪神淡路大震災では、死者の80%以上が木造家屋の倒壊による圧死が
死亡原因であり、15%前後が、倒壊家屋から逃れられないまま火災に巻き込まれた、焼死。
しかし、耐震補強はなかなか進まない。
費用的に妥当な耐震手法の開発、建物に耐震性を持たせることの重要性の啓発、
耐震性向上を促進させるための施策、etc… やることはたくさんあるな、と思う。
昨年うちの研究所が実施した実験は、宮城県で、耐震補強促進のためのCMに使用された。
少しずつ、こうして、いろんな人の眼に触れて、耐震補強でもしてみようかな、
と思う人が増えてくれると嬉しい。
この種の研究を、精力的に、そして系統的にされているのが東京大学生産研究所の目黒教授。
仕事の関係で何度かお会いしたことがあるが、あまりのパワーに圧倒される先生である。
興味があれば、一見の価値ありの目黒研究室のHPへドウゾ。(一般の方にはちょっと難しいかもしれません。) “インドネシア地震” の続きを読む

