FOLFOXの中止と今後の方針

8月6日の投与を最後にFOLFOXを中止している。

同日のCT結果で明確な治療効果(腫瘍の縮退)が見られなかったが、
増大はしていないということで、そのときは4回目の投与を実施した。
けれど、夫の場合、抗がん剤の副作用が耐え難いこと、
大腸がんの肝転移に関しては切除手術がもっとも治療成績がよいこと
(ただし手術可能な肝転移は全体の25%程度。夫の場合、再発位置もさることながら、
 最初の手術で肝臓の2/3を切除していることから、主治医は手術に対して否定的だった)、
重粒子線治療の可能性がゼロではない、ということなどから、
主治医にセカンドオピニオンの紹介状を書いてもらい、この約1ヶ月の間、
・神戸大病院外科
・神戸大病院放射線科
・癌研有明病院外科
・癌研有明病院内科
・放射線総合医学研究所(放医研) 
と、5ヶ所の診療科を訪ね、どのような治療の可能性があるのか聞いて回った。その過程でいろいろなこと(医療的なことだけではなく)がわかり、
治療方針も修正を重ねたが、とりあえず、現時点では以下のような形でほぼ固まる。

(1) セカンドオピニオンの過程で、抗がん剤治療開始後に新たに発現したと見られる病変が
  認められることから、FOLFOX6は中止。
(2) 他のレジメン(アバスチン含む)の抗がん剤治療も実施しない。つまり、抗がん剤治療は終了。
(3) 神戸大病院内科から癌研有明病院外科に転院し、肝臓の転移病変の切除手術を行う。
  このとき、全ての病変が切除可能な場合は切除し、難しい場合は、切除可能な部分のみ切除。
  切除したがんの組織は、将来的に免疫療法に使用することを想定して保存する。
(4) (3)で、切除できない部分が残る場合
  (現在の画像診断により、切除できない可能性がある病変は特定されている)、
  切除手術時にその肝臓と胃との間にスペーサーを入れておく。
  その後、手術から十分回復した頃を見計らって、放医研にて重粒子線治療を行う。

もちろん、今後の病状の推移によっては治療方針の変更もあり得る。
癌研は遠い(東京)ので、ちょっと大変だけど、夫も私も納得のいく方向で落ち着いた。

今後は、少し先だけれど、再来週、現在の主治医にセカンドオピニオンの結果報告と
転院手続きの依頼をする予定。(簡単には既に済ませてある)
その後転院、検査、等々となるので、手術は2ヶ月~くらい先になるのではと思う(未定)。
手術までの間は、手術に備えて体力・気力を養っていこう。

この治療方針は、相談させていただいた医師から示されたわけではなく、
いろんな意見を聞いたり、情報を調べたりしながら、夫と二人で治療の方針を考え、
それが医学的に可能かどうか、理屈が通るかどうか、というのを
医師と相談しながら決めていったもので、標準治療からは完全に外れている。
けれど、そもそもStageⅣの進行度に対しては、十分なエビデンスのある治療はほとんどないので、
自分たちが納得がいき、治癒の可能性のある方針なら、それでよいと思っている。
さあ、また一歩一歩進んでいこう。

さて、こんなことを書いていると夫が枕もあがらない重病人のような印象を受けるかもしれないが、
相変わらずがんによる症状は明確にはなく、かつ、抗がん剤の副作用が抜けてきたので
この1週間くらいは大変に元気である。
来週は、ヨメも遅い夏休みを取る予定にしており、夫のたっての希望もあり、
日曜日から北海道旅行に行く予定。
体調が心配だったけれど、リラックスして楽しむことは免疫力を上げるということなので、
がんの治癒にも効果あるかな、っと・・・
無理しないようゆったりスケジュールで、心身共に休めてきます。

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