おなかがちくちく

退院から10日が過ぎ、体調もかなり安定してきました。
退院直後は下痢が続いたり、手術跡の痛みのためにほとんど動けなかったりしていましたが、
今は3食を普通に食べ、簡単な家事をできるまでになりました。

とはいっても、体力的にはまだまだ。
数日前に、簡単な散歩で数百メートルほど外を歩いてみたのですが、
帰宅後はヘロヘロになり、その夜と翌日はずっと寝たままでいました。
まあ、肝臓をそれなりに切り取ったわけですから、しょうがないのかな。

さて、体調的には問題はないとはいえ、まだ抜糸(抜針)していないのでお腹には縫い目がついたまま。
しかも糸ではなく医療用ステープラー(ホッチキス)の針が入っているので、
布団から起き上がったり、椅子に座ったりするときなど、ちくちく痛みが走ってしょうがありません。
また、身体を動かすと針の頭がシャツに引っかかって「あいたたた・・・・」ということも度々。 “おなかがちくちく” の続きを読む

転院の理由

夫のことを知っている何人かの方から、なぜこれまでかかっていた神戸大病院ではなく、
わざわざ遠い癌研有明病院で手術を受けるのか、と尋ねられた。
そういえばこのブログにもその辺の経緯ははっきり書いていなかったが、
理由は単純明快で、
「神戸大病院では手術不能と診断されたが、癌研有明病院では手術可能と診断されたから」

セカンドオピニオンを取る過程で上記のことが判明し、
癌研有明病院の医師に、神戸大病院から転院したら受け入れてくれるか?と尋ねたら
OKの返事をいただいたため、転院手続きをした、という事情。 “転院の理由” の続きを読む

退院&神戸帰還

手術から11日目にして退院。しかし抜糸はしていないのでお腹に縫い目を残したまま。

当初は退院してすぐに神戸まで戻れるかどうか心配だったので、
数日東京のホテルにでも滞在しようかと考えていたが、
それなりには動けそうだったため、
新幹線はグリーン車、新神戸から自宅まではタクシーという
負担をなるべく抑える方法をとり、今日中に神戸まで戻ってきた。
大分回復してきてはいたけれど、やはり病院の中と外とでは
周りの人の動きも全く違うため、ちょっと疲れと痛みが辛かったようだが、
痛み止めのお世話にもなりつつ何とか帰宅。
とりあえず、一段落したかな。これからはしばらく自宅でゆっくりと。 “退院&神戸帰還” の続きを読む

家族の理解

今週末(日曜日)の退院へ向けて、順調に回復してきています。
今朝の採血が今回の入院最後の検査であり、
先ほど「結果良好」の報告をいただきました。
※実は手術後、一度熱を出してしまい、
 その時に「炎症反応」が出てしまい、
 様子見をしていたのだそうです。
 今日の採血で正常値になったようです。

さて、ここ癌研有明病院ですが、病院名のとおりがん患者が多いのですが、
もちろん総合病院ですので、それ以外の病気の方も入院しています。
私の隣のベッド(入院しているのは4人部屋です)の方はC型肝炎のようで、
今日の午後に奥様とともに、
医師から退院とその後の治療に関する説明を受けていました。

C型肝炎といえば、血液製剤による感染が
ニュースで取り上げられたりしていますが、
原則として血液が傷口に入るなど、
直接血液をやりとりしなければ伝染ることはありません。
以前から家族を含め、医師からそのように説明されているにもかかわらず、
どうやら家族が不安がって、
患者(おじいちゃん)を隔離扱いしてしまっているようです。 “家族の理解” の続きを読む

一般病棟へ

術後2日にして一般病棟に戻る。
2年前と比べると、消化管を切っていないせいか、
切除量が少ないせいか、ずっと元気そうに見える。
昨日から、立ち上がって少し歩く練習。今日も、歩く練習。距離は短いけれど、少しずつ。
水分摂取も可能となっており、順調であれば、明日から三分粥が始まるはず。

今回、入院前に手術の説明を受けた時は、手術から退院まで約3週間、と言われており、
まあ、また1ヶ月弱は入院することになるのかなと思っていたのだが、
入院後渡されたクリニカルパスでは、肝切除術の場合、
早ければ術後10日~11日程度で退院、と書かれていた。
実際のところはもう少し時間かかるだろうなあと漠然と思っていたのだけれど、
手術後の、この2日の様子を見ていると、若くて体力があるのも手伝っているのか、
最短コースで回復しているような感じがする。
嬉しいような、あまりのめまぐるしさにとまどうような・・・
まあ、まだ先のことはわからないけれど。

でも、最短コースで退院となった場合、来週末(17日)頃が退院。
わー、まだ退院の段取りなんて考えていないのに。 “一般病棟へ” の続きを読む

手術再び

癌研有明病院での、夫の手術。

朝8:45頃、一般病棟を出て手術室へ。
手術が終わったと知らされたのが、12:30頃だったか。
今はHCU(High Care Unit:準集中治療室)に入っている。

今回は、手術場所が肝臓のみであったためか、
手術時間は3時間ほどと2年前に比べてずっと短かった。
また、前回は、まともに口をきいたのは手術の次の日であったが、
今回は、少しだけれど既に会話は可能で、
まだ身動きは取れないけれど、わりと良い状態にある(ように見える)。

摘出したのは、事前に確認されていた、肝臓にある2ヶ所の腫瘍。
#事前の画像診断では、医師により2~5個と腫瘍の数の判断が分かれていたが、
  接近した位置にあった2~3個がまとまってひとつになり、
  それらを1ヶ所として切っているので、切除部位としては2ヶ所。
大きさは、それぞれ約20~30mmといったところか。

開腹してみて、事前のCTやPETなどでわからなかった腫瘍が、
特に腹膜播腫のような状態(お腹の中にがん細胞が散らばって転移しているような状態)
で見つかった場合、最悪開腹して、何もしないでそのまま閉じることもあり得る、
と聞かされていたが、そのようなことはなく、かつ、
肝臓の腫瘍も事前確認されていた2ヶ所のみであり、その他の場所には発生しておらず、
現時点で確認された腫瘍は全て切除できたとのこと。

まだ、手術が終わったというだけで、術後の回復や
その後の治療・養生のことなど、心配はいろいろとあるけれど、
とりあえず、また、1歩前進。

執刀医をはじめとした医療スタッフの皆様、ありがとうございました。 “手術再び” の続きを読む

目の前を次々と離陸していく飛行機

そう、ここは東京の癌研有明病院の病室。
窓際なのを良いことに、PHSでネットにつないでいます。
電波は若干弱いですが、何とかなっています。

病棟の比較的高い階に、昨日入院しました。
国際展示場(東京ビッグサイト)のすぐそばにあり、ちょうど病室は海側を向いています。
目の前(ジェットエンジン音が窓越しに聞こえるくらいの距離)を頻繁にジェット機が飛びたち、
夜には東京ディズニーランドで打ち上げられる花火が見える・・・らしい(まだ見ていない)。

昨日の昼に入院したのですが、早速明日の朝に手術です。
さすがにここの病院は忙しいのか、患者が詰まっているのか、
手術の2日前に入院というのがごく普通だそうで。

今日は朝から食事抜きで、かわりに「ラコール」という経口栄養剤を飲んでいます。
先ほど剃毛を行い、もうすぐ麻酔科医師の説明。
そして下剤を飲み、夜には浣腸をして腸内を綺麗にし、
明日は朝一で肝臓の部分切除手術です。術前後措置を含め、約5時間の予定。
もちろん全身麻酔。

前回に比べると短い時間ですし、消化管を切らないので、
術後の食事開始は比較的早そうです。期待を込めて。
もっとも、昨夜手渡されたクリニカルパスによれば、
本当に順調な場合、手術後11日目に追い出されるようですが(笑)。

ああ、はやく終わってほしい。 “目の前を次々と離陸していく飛行機” の続きを読む

入院準備(癌研有明病院)

明日から癌研有明病院に入院のため、身の回り品の準備をいろいろと。
まあ、ここ2年で入院も4回目なので、嬉しくないことではあるが大分手慣れてきた。
今回は、遠いので、忘れ物がないようよくチェックしなければ、というのはあるけれど。

基本的には2006年1月31日に書いたようなものを持って行くが、
今回は手術があるため、腹帯やT字帯も含む。

で、入院して2日後に手術するにもかかわらず、やはり携帯、ノートPC、
bモバイル、OAタップ、充電器、etc.の、出張必需品も持って行くつもりらしい。
(↓)

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ところで夫は、この病気になってからは一切行かなくなったけれど、
もともと海外でのフィールドワークが多く、普段旅行に出る時などでも
「何かあった時のため」のものを持って行くことが多い。
で、入院準備のものの中にこんなものを見つけた。

"2007_1104%20%E5%85%A5%E9%99%A2%E6%BA%96%E5%82%99_02.JPG"

いったい何かわかりますでしょうか。

これは、遭難した時用の、救援に対して信号を送るためのミラー。

私「何のために持って行くの?」
夫「え、遭難した時用・・・」

・・・・・・・・いったい、いつ、どこで、どういう状況で遭難するつもりなのか?!

これは置いていくことに決定しました。

さあ、明日から入院。無事に手術が終わって、早く元気に退院できますように。
途中で血迷って遭難しませんように。 “入院準備(癌研有明病院)” の続きを読む