先日、インテックス大阪で行われた「第2回地域防災防犯展」というイベントに行ってきたのですが、その会場でダイドーが出展していた「エレベーター・サバイバルボックス」が多くの人の目を引いていました。
開催後のニュースでも取り上げられており、マスコミの関心の高さも伺われます。
で、さっそく導入を決めた自治体も出たようです。(→産経新聞の記事)
これまで、エレベータの地震対策は、「いかに地震時に閉じ込められないようにするか」「どうすれば早く復旧出来るか」という視点が中心であり、実際私が過去に関わった研究開発でも、そのような目的で研究を進めていました。
それに対し、「閉じ込められても大丈夫なようにする」という、この逆転の発想が見事です。
しかも、エレベータのそばに置いた自動販売機(この自販機自体が、災害時に無料開放するタイプ)の売上で全体の費用をまかなうので、設置する会社や自治体等には一切費用負担がない、という、ビジネスモデルもばっちりな仕組みです。
※この自販機の売上で災害対応の経費を賄うというモデル自体は、すでにジャパンビバレッジやコカコーラ等により実施されています。
最近、防災関係では(それ以外も)、「Sustainability(持続性、継続可能性)」が重要なキーワードになっているのですが、このように持続させるための維持費も含めて防災対策を考えるというのは、実効性を考える上で大事なことですね。
おー、何だか真面目なことを書いてしまった。

