先ほどの記事にも上げた緊急地震速報の誤報騒ぎ、「マグニチュード12.7」っていうのは、もう、とんでもなく大きい値なのです。2004年12月のスマトラの巨大地震がマグニチュード9.5だったので、すごく大きいけどこれくらいありなんじゃないか、と思う人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。
ということで、このマグニチュードがどんなに非現実的かというのを実際に計算してみました。こういうの好きなんです(笑)。でも、ここはブログですので、途中の計算式なんかはざくっと省略です。理学部の学部生あたりにやらせるとちょうど良い問題ですね。
まず、このマグニチュードがモーメントマグニチュードであると仮定し、これを地震モーメント(断層運動の仕事量:中学の理科で勉強した、力x距離ってやつ)といのに換算します。(中略。)すると、1.78 x 10^28 (10の28乗) Nm という巨大な値に。といってもよくわからんと思いますが。
これを実際の断層運動に焼き直してみます。この値は、(断層面積)X(断層すべり量)X(岩盤の剛性率:硬さを示す量)に相当するわけで、断層運動が地殻
(ザクッと厚さ40kmで一定と仮定)の部分だけで発生するとし、地殻の剛性率を地殻の平均的な値(3.0 x 10^11
N/m/m)でならして計算すると・・・・・・・
「地球を赤道で真っ二つに割り、地球の中心を軸に37kmほどズリッとずらすと、マグニチュード12.7」
という結果になりました。もちろん実際にこんな地震(というか、すでに地球の破壊)があったら地球はひとたまりもありません。こんな地震を引き起こせるのはスーパーサイヤ人かアラレちゃんくらいです。多分ジオン軍では無理です。
そういえば数年前に、某白装束集団の宗教団体?が「もうすぐマグニチュード15の地震がある」と騒いでいたことがありましたが、こういうことを知っていたんでしょうか。謎だ。 “地球割り!” の続きを読む