「ちはやふる」(1)~(4)、(5)~(8)、(9)、(10)、(11)~(14)のつづき。(15)は高校選手権団体戦決勝、(16)は、高校選手権個人戦、(17)は、高校選手権個人戦決勝とその後、(18)は富士崎での合宿~吉野会大会の途中まで。このところ、主役は太一ではないかと思うほど、太一の成長ぶりが素晴らしい。ストイックに努力をするという、地味かもしれないが大切な才能をずっと磨いていたのがようやく花開いてきた、と言うところか。高校選手権個人戦(17巻)で、B級優勝でA級へ昇級。良かった良かった。
今回は、新、詩暢という、重要だけどこれまで登場の少なかったキャラが出てきたのも嬉しかった。クイーンの孤高さは魅力的・・・
全般に、この漫画はなかなか登場人物の台詞が良いのだが、(18)の、原田先生ほかの、「個人戦こそ本当の団体戦」というのは、どうなのかなーと思った。
この言葉の初出自体は10巻の、高校選手権東京予選時で、そのときはさらっと流したのだが、今回、個人戦で、同会の他の選手のために相手を疲れさせる、と言う表現が随所に出てきて、いや、少なくとも、昔私がやっていた頃は、そういうスタンスの人ってほとんど見なかったような気がするけど、と違和感が
あった。一緒に頑張ろう、と励みになることはあったけど。作者は全般に団体戦を重視して描いている感じがあるが、あくまで個人戦は個人戦じゃないかなあ。
違和感があるといえば、(18)の、準クイーンであるユーミンの戦い方も、「真偽を明らかにするためにモメる」のではなく、「真偽のほどは定かではない (場合によってはずる?)けど、相手を崩すためにモメる」という側面が強いような描かれ方をしていて、ちょっとその作戦はいただけないと思った。まあでも、そんな批判もあるけれど、全般的にはとても面白かった。このスピード感でこれからも続いていって欲しい。
さて、この漫画に背中を押された、と言う側面もあり、少し前から、約10年ぶりにかるたを再開した。もう、楽しくて仕方ありません。

