末次由紀「ちはやふる」(15)~(18)

「ちはやふる」(1)~(4)(5)~(8)(9)、(10)(11)~(14)のつづき。(15)は高校選手権団体戦決勝、(16)は、高校選手権個人戦、(17)は、高校選手権個人戦決勝とその後、(18)は富士崎での合宿~吉野会大会の途中まで。このところ、主役は太一ではないかと思うほど、太一の成長ぶりが素晴らしい。ストイックに努力をするという、地味かもしれないが大切な才能をずっと磨いていたのがようやく花開いてきた、と言うところか。高校選手権個人戦(17巻)で、B級優勝でA級へ昇級。良かった良かった。

今回は、新、詩暢という、重要だけどこれまで登場の少なかったキャラが出てきたのも嬉しかった。クイーンの孤高さは魅力的・・・

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末次由紀「ちはやふる」(11)~(14)

「ちはやふる」(1)~(4)(5)~(8)(9)、(10)のつづき。全巻ほぼ発売日に即買いしています。ブームは続いています。(11)は、高校生選手権東京予選の決勝戦、対北央戦。(12)~(14)は、高校生選手権の全国大会。全国大会では、新と詩暢の話、クイーン戦西日本代表の逢坂恵夢なども出てきて、先が楽しみ。

(11)の、対北央戦では「札わけ」という、団体戦ならではの作戦が出てくる(「札あわせ」と言うところもあります)。作戦の詳細は説明しづらいので、ぜひ漫画をご確認下さい。この作戦に関して「反則すれすれの作戦」という表現が出てくるけど、実際には団体戦ではよくある作戦、らしい。場の札が残り数枚になったあたりから、お互い、自分のチームに有利になるよう駆け引きがあるので、思い通りにあわせるのは結構難しい、らしい。(らしい、というのは、私自身はそういう団体戦の経験がないので。)奥が深いね。

全国大会では、初戦で国際色豊かなチームと対戦。実際、最近では海外にも愛好会が(日本人中心だけど)できているようで、11月5日・6日に京都であった
国民文化祭では、タイ、韓国、中国、米国・NZ合同の4チームが参加している。さすがに外国の人が日本人に勝利するのは難しいようだけど、世界に広がっていますね。なんだか嬉しい。さて、全国大会は
(14)で決勝戦には入ったものの、まだ終わっていない。連載をチェックしてみたら、11/1発売号でやっと優勝校が決まったようです。1日の試合に約1年の連載期間をかけている、完全に少年漫画のノリですなあ(笑)。

私はもともとかるた好きなので、相変わらずこの漫画はとても楽しんでいるのだが、話が進むにつれてどんどんかるた色が濃くなってきており、かるたを知らない人は楽しめるのだろうか、というそこはかとない疑問もある。長く続いて欲しい。

グローフェ「ミシシッピ組曲」

作曲者も曲名も一般にはあまり有名ではないけれど、ある年齢以上の日本人なら、きっと、ああこの曲、と思うはず。

ニューヨークへ行きたいかー!!

罰ゲームは怖くないかー!!

さあ、わかりましたね(笑)。

夫がiTuneで購入し、夫婦で大受けしてます。

末次由紀「ちはやふる」(9)、(10)

「ちはやふる」(1)~(4)(5)~(8)のつづき。2巻とも、発売日に即買いしましたよ、ええ。我ながらなんというはまりっぷり。

(9)は名人戦と後輩の入学、それに伴うかるた部内のちょっとした波乱など。(9)では、「自分たちが創り上げた」かるた部に、後輩が入ってきて、それぞれの思いが交錯するシーンがなかなか秀逸。前半は名人戦を扱っているのでかるた色が強いけど、後半は、高校生の部活動らしい若さゆえのぶつかりが垣間見えて面白い。(10)は、新入部員を従えての高校選手権東京予選。前年度、強豪の北央学園を破って全国大会出場を果たした、瑞沢高校かるた部にとって原点のような大会。机くんも、かなちゃんも、ちゃんと後輩を見て、チームを見て、2年生はみんなしっかり成長しているし、1年生も、個性的ながらだんだんとかるたに染まってくる感じがあって、この先が楽しみ。

決勝戦は、昨年と同様対するは北央学園。今年の北央学園のエース甘粕は、「省エネで優勝」を目指すものの、ヒョロくんが反乱。そしてそこに出てきた北央の最終兵器、読手の須藤。一気に緊張する決勝戦。ああ、面白い展開になってきた。

次巻発売は12月。多分また即買いするんだろうな。

末次由紀「ちはやふる」(5)~(8)

「ちはやふる」(1)~(4)のつづき。
#結局、(5)~(7)は、前回の感想を書いてから2日後くらいに購入し、(8)は、3月12日の発売日に即買いしました・・・

(5)でクイーンが登場してから(8)までは、名人戦・クイーン戦の話が中心。私はC級止まりなのでA級の、しかも超A級と言われる人たちの試合感覚などは(雲の上過ぎて)よくわからないことも多いのだが、かるたの雰囲気が伝わってきていいわ~~。かるた、楽しかったなあ。

漫画ではときどき、「現実にはあり得ない技」「現実にはあり得ない強さ」が出てくることがあるけれど(キャプテン翼とか・・・)、ちはやふるに出てくるクイーンや名人の速さや感じの良さは、現実でもA級の強い人たちは持っている強さで、漫画特有の誇張ではない。8巻の、福井南雲会での練習シーンで、新と対戦するC級の子が「新兄ちゃん怖いから嫌や」というシーンがあるけれど、その気持ちわかる・・・ そういう現実感もこの漫画の魅力かな。

千早、太一、新のメインキャラのまわりに、指導者である原田先生、部活仲間のかなちゃん達、クイーン、名人など、どのキャラクターも生き生きとしていて、本当に、この世界がパラレルでありそう。

#ちなみに、現実でも現名人は大学生のとき、現クイーンは中学3年生のときにそれぞれ名人位・クイーン位につき、いまだ連続防衛中です。12連覇&6連覇。すごすぎる。

個人的に好きなキャラは北央の須藤(爆)。つづきが楽しみだー。

末次由紀「ちはやふる」(1)~(4)

2009年に漫画大賞を獲って有名になった漫画。そのときの書評(というのか?漫画でも)で、競技かるたの世界を熱く描いているということを知り興味を持ったのだが、絵柄が普段よく読む漫画とは全然違う路線だし、どうしようかなあと数ヶ月悩む。が、Yahooの立ち読みなどでさわりを読んでみて、やっぱり面白そうなのでとりあえず1、2巻を購入。

あっという間に読み切り即本屋に3、4巻を買いに走る(←既刊の7巻までを一気買いしないのは一応自制・・・)。仕事しないといけないのにー。

私自身、子供の頃、少しだけ競技かるたをやっていた。就職してから、縁あって数年筑波大学歌留多部のお世話になり、初めて系統立っていろんなことを教えてもらい、そんなに強くはなかったけど、どっぷりはまって毎週土日練習に明け暮れるというかるた三昧の日々を過ごしていた。

この漫画には、そのときの熱気や試合の緊張、団体戦の難しさと醍醐味、何よりかるたの奥深さとおもしろさがとてもよく描かれていて、非常に楽しめた。基本的に、競技かるたの世界を知らなくても結構楽しめるとは思うけれど、競技かるたをやったことがあると細かいところがより良くわかり、面白さが倍増すると思います。かるたを知らない夫相手に熱弁をふるってしまいました。さて、続きはいつ買おう。

それにしても、病気をしたり、仕事が忙しくなったりで、今はすっかり遠ざかってしまったが、漫画を読んでいろんなことを思い出した。ああ、かるた取りたいなあーーーーー。

懐かしい、懐かしい場所の記憶

今日は嫁さんと映画を見に行きました。
映画館で映画を見ること自体、何年ぶりか思い出せないくらい久しぶりのことです。

見た映画はずばりこれ、「南極料理人」です。(→映画の公式サイト

Chef in Antarctica (Movie)

以前の記事でも書いていたかもしれませんが、若い頃に南極越冬隊員として昭和基地で越冬していたことがあり、その関係で南極OB会からチケットの紹介があり、前売り券を買ったのでした。

映画を見た感想ですが、多分、普通の人が思っている以上に、南極越冬隊の「空気」をリアルに再現していて、越冬経験者としては、大変楽しめました。というか、映画を見ながら自分の体験が心に浮かんでしまい、何か、すごい感情移入してしまいました。私の隊の隊長がこの映画の協力者としてクレジットされていて、私も聞いたことのあるエピソードがあったりしました。

※ですから、この映画に出てくるエピソードの中には、私の知っている人が実際の当事者だったもの(多分)もありました。

逆に言うと、こんな越冬体験者とその周辺の人しかわからないような表現がそこかしこに溢れている映画、果たして普通の人たちは面白いと思うのでしょうか??

でも、全体に漂うまったりとした雰囲気と、嫁さん言うところの「ヤマなし、オチなし」的な映画が好きな人には楽しめると思います。映画にエンターテイメントを求める人にはちょっと向かないかも。

ま、ともかく、この映画を見終わった後には、多くの人がこう思うでしょう。私もそうでした。

「ああ、オニギリとラーメンが食べたい・・・・」

清邦彦編著「女子中学生の小さな大発見」

久しぶりにこのカテゴリに記事を追加。
静岡雙葉学園の理科教師が、校内で発行している理科だより(通称リカちゃんレポート)に載っている、中学1年生の女の子たちの観察、発見レポート。1項目数行で、淡々と発見したこと、観察したこと、考えたことが書かれている。たとえば、こんな。

・Tさんは、ネコのどこを踏むと一番怒るか調べました。しっぽが一番でした。
・Kさんは救急車の音が途中で低くなるのは自分のいる所より前に出たときだと気がつきました
・Mさんは、この冬手術で摘出した生々しいものの写真を提出してきました

などなど。中にはなるほどと思うような着眼点もあり、また一方、何のためにやっているのかわからないようなものもあるけれど、日常生活のいろんなことを、中学生の目で観察し、疑問に思い、調べてみるという、科学の基本がぎっしり詰まっていて、とても面白かった。気楽に読めます。ぜひ一読を。

Amazonはこちら(女子中学生の小さな大発見)。