転移再発(肺)とその対応

10月9日に、癌研有明病院で昨年の手術後から定期的に行っている経過観察のためのCTを撮ったところ、肺に1箇所、転移再発とおぼしき影が認められた。このときは原発の大腸とこれまでの転移・再発先の肝臓を中心にして撮影しており、肺はちょこっと先端が映っていただけだったため、改めて肺全体を対象としたCTを撮影し、先日その結果を聞いてきた。

幸いに、現時点では転移再発とおぼしき箇所は、最初のCTに映っていた1箇所のみ。今後の対応について呼吸器外科の先生の診察を受けたところ、

・12月までは経過観察。
・12月に再度CTを撮り、再発箇所が1箇所にとどまるか、複数箇所に発生するかの傾向を見る。
・1箇所にとどまるようであれば、胸腔鏡で手術。
・肺の他の場所にも発生するようであれば、抗がん剤治療など、手術以外の対応を考える。
ということになるとのこと。

それにしても、今回大腸と肝臓を中心としたCTだったため、肺は先端の、ごく一部しか映っていなかった。肺全体を改めて撮影したが、再発箇所は、最初のCTで映っていた先端のみ。1箇所のみの、検査範囲に入っていなかった場所の転移再発を、まだ小さいうちに見つけられたという結果になり、大変に幸運だった。これからどうしようか、というのはまたいろいろと考えていかないといけないけれど、これまでのいろんなことを考えると、私たちは本当に幸運に恵まれている。また一歩ずつ進んでいきましょう。

なお、本人は相変わらず、(少なくとも見た目は)元気。癌研の診察を受け、神戸に戻ってきて、2日後に再びつくば出張に出かけた。元気で活動的なのは嬉しいが、もう少し力を抜いてもいいんじゃ・・・ “転移再発(肺)とその対応” の続きを読む

渡部潤一「惑星の定義はどのように報道されたか」

2006年夏、国際天文学連合において惑星の定義が定められた。この定義の採択に伴い冥王星が惑星ではなく新たに設けられた準惑星という位置づけになったことから、一般ニュースとしても大きく取り上げられており、記憶に残っている方も多いことと思う。

さて、自分の関連している研究分野のことが一般報道で取り上げられた時、その内容が、部分的だったり、不正確だったり、酷い場合には事実と反しているという経験はままあり、以前「あるある大事典」のねつ造報道に関してこのブログ内で少し取り上げたことがある(ナットウ騒動)。同じようなことは多くの他の研究者も感じることがあるらしいが、一般ニュースとしても大きく取り上げられた惑星の定義についての報道の正確さを、国立天文台の方が情報提供側である研究者の立場から検証した結果について報告されたのがこの論文。

検証は文字情報である新聞と、映像・音声情報であるテレビの2つについて実施された。新聞情報については別途報告されており(論文内参考文献[3])、この論文ではテレビによる報道の検証結果について述べられている。その結果、新聞報道については10点評価において、7.55点~5.61点と、ばらつきは大きくなかったが、テレビに関しては、報道番組およびニュース番組についての評価で、8.0点~1.0点と、大きくばらつく結果になっている。

  • ちなみに最高点はNHK「クローズアップ現代」で、最低点はテレビ朝日「報道ステーション」だ。

その原因として、著者は
・取材不足
・情報の恣意的な取捨選択による、物語化・単純化、また、それに伴う行き過ぎたストーリー化
を挙げている。論文は、この検証結果を受けてのマスコミ(情報を提供され、一般に報道する立場)と、研究者(情報を提供する側)の双方に対する提言でまとめられている。

最近は、予算申請や研究評価にあたり、「研究成果の(一般への)公開」がよく問われるようになっており、この論文に書かれているようなことをたびたび感じることがあったので、大変興味深かった。

原文はネット上で公開されているので誰でも読めます。文章も平易なので一読をおすすめします。
渡部潤一、「惑星の定義はどのように報道されたか」、日本惑星科学会誌、Vol.17、No.1、pp.34-37、2008(PDF)

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カチュー湯

数日前、夫が鼻風邪を引いた。病院行くほどではないし、体を温めるものを食べて早めに休もうということになり、「クッキングパパ」に載っていたカチュー湯というものを作ってみる。沖縄の郷土料理で、カチューは「鰹」の意味らしい。作り方は至って簡単で、
(1) お椀にいっぱいのかつお節を入れる。
(2) 刻んだネギ、しょうが、味噌を載せる
(3) 熱湯をゆっくり注ぎ入れる
(4) 味噌を溶きながらよくかき混ぜる

お湯を注ぐ前はこんな感じ。

"2008_1019

手間はほとんどかからないが鰹からいい出汁が出て、体中に滋養が行き渡る感じ。風邪でなくても作りたい!美味しかった。なお夫の風邪は無事に治りました。

<参考文献>うえやまとち、「クッキングパパ」第98巻 P93

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ウルフルズ ベストセレクション byダンナ

ここ2ヶ月ほど、仕事上でひじょーにストレスのたまる日々で、帰宅してもその気持ちを引きずっていることが多かった。そんなとき、ダンナに頭を空っぽにして元気の出る曲が聴きたいなあ、という話をしたところ、ダンナみずからネットで試聴を繰り返し、ダウンロード販売により、ウルフルズのベストセレクションを作ってくれた。ウルフルズはNHK紅白歌合戦に出場する際、「歌詞の一部が卑猥だ」ということで一部歌詞を変えたというエピソードがあるらしく(Wikipediaのウルフルズより)、セレクトしてくれた曲も多くは歌詞がアレなのだけれども、こういう、ちょっと吹っ飛んだ曲が聴きたかった。ありがとう、ダンナ!!
なお、曲目は以下の通り。
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さんまご飯&しょうがご飯

今年もさんまの美味しい季節がやってきました。
というわけで、今日の夕ご飯は、NHK今日の料理に載っていた新さんまご飯。土鍋でご飯を炊くので、火加減が少々心配だったけれど、お焦げもほどよくできました(←作ったのはダンナ)。さんまの味わいとしょうががちょうど良く、とっても美味しかった!しょうがといえば、少し前には、同じく今日の料理に載っていたしょうがご飯を作ってみた。こちらも口の中いっぱいにしょうがの味が広がって、なかなか美味だった(←作ったのは私)。さんまだけではなく、米も美味しい季節になったなあ。秋ばんざい。 “さんまご飯&しょうがご飯” の続きを読む