研究職でそれなりに仕事をしていると、査読依頼が届くようになる。知り合いの先生から依頼される、ということが多いが、どこで見つけたのか、全く知らないエディターから依頼が来ることもある。ほとんどは名の知れたジャーナルであることと、査読を行うというのは研究分野への貢献であるので基本的には断らない。そして、厳しくコメントすることはあっても、滅多に reject は出さない。
さて、しばらく前から、MDPIという出版社が発行するジャーナル論文の査読依頼が届くようになった。最初に依頼のあった論文は、アブストラクトを読むと自分の研究分野に近かったので受諾したら、「査読期限は1週間」←はあ?!(普通は短くても3週間)
他の仕事をやりくりしながらそのときは期限内に返した。
で、しばらくしたら、また査読依頼があり、そのときも一応分野が近かったので、1週間の査読期限に少々の憤りを感じつつも受諾。
このときに査読した論文が「話にならない」レベルだったので、滅多に出さない reject 判定をして返却したところ、2週間ほど経った頃、「リバイスしたから再査読してね。期限は3日」←はあ??!というメールが来た。
仕方ないから再査読したが、やはり「話にならない」レベルは変わっておらず、再度 reject。
そうしたら、また2週間ほど経って「リバイスしたから再査読してね。期限は3日」。
付けたコメントにまるで回答していないし。内容ほとんど変わってないし。Reject って言っているでしょうが!!
そのときになってやっと調べてみたら、どうも悪い意味で名高いジャーナル出版社らしい。
MDPIはハゲタカジャーナルか?MDPIのインパクトファクター(JCR2018)(2019年6月発表)(日本の科学と技術)*個人の方のブログです。
ハゲタカとは言えないかもしれないが、粗悪であるというのが私自身の感想。ということで、最近はここから届く査読依頼はほぼ断っている。
もう関わりたくないなー。

