ChatGPTは賢い。が。

約1年前、ChatGPTがすごいという記事を書いた。

その後もちょくちょく、日本語で書いたとしても超めんどくさい英語のメールの下書きをお願いしたり、夕ご飯が思いつかないときのコンサルに使ったりとわりかし便利に使っている。

そろそろ有料版にアップグレードしようかな、と思っているのだが、申し込みが沢山あるらしく、今はアップグレードのボタンが無効になっている。有効になったら有料版にしようっと。

ただ、少なくとも無料版(ChatGPT3.5)については、やはり注意して使わないといけないな、と思ったやりとりがこちら。

私「兵庫県南部地震について教えて下さい」

ChatGPT3.5「この地震は、2005年7月16日に発生し、兵庫県南部を中心に規模6.8の地震でした。」

全然違うし・・・

違うよ、と返したら、さらに返ってきた答えがこちら。

ChatGPT3.5「申し訳ありませんが、誤解が生じていたようです。正確な情報を提供するために、訂正いたします。兵庫県南部地震は実際には存在しませんでした。

ただし、おそらくお尋ねいただいたのは、「南海トラフ地震」や「阪神淡路大震災」のことかもしれません。南海トラフ地震は、南海トラフ海溝沿いで発生する大規模な地震を指す用語です。阪神淡路大震災は、1995年に発生した兵庫県南部を中心とする地震で、正確な呼称は「阪神淡路大震災」です。

質問が具体的な地震に関するものであれば、詳細を教えていただければと思います。」

知らないことを「知らない」と言う、というのは結構高度なことなんだな、と再認識した。

ちなみに、正解は、

「兵庫県南部地震」→1995年1月17日に発生した兵庫県南部を震源としたM7.3(気象庁マグニチュード)の地震 (*正式名称は、「平成7年(1995年)兵庫県南部地震」)

「阪神・淡路大震災」→兵庫県南部地震により引き起こされた一連の災害

です。

専門家なら一目でわかる間違いなんだが、専門外の人にわかるかどうか。便利だけど依存しないようにしないとと思った経験でした。

能登半島地震

いつも通りニューイヤー駅伝を見て、今年はどんな年になるかなと思った矢先、能登半島地震が発生した。

建物の倒壊、土砂崩れや液状化、津波、地震後火災と、地震時に発生する被害の様相が一度に現れたようだった。犠牲者は240名に上るが、その4割以上が住宅倒壊によるものと言われている(*2月4日時点の情報)。

住宅倒壊の大きな要因はいわゆる既存不適格の木造住宅。29年前の阪神・淡路大震災で多くの犠牲者をもたらした要因と同じであり、このような被害をなくすには耐震補強が有効であるということを示してきた、はずだった。

が、またこの被害形式が発生し多大な被害をもたらしたことに、多少なりとも木造住宅の耐震に関わった者として忸怩たる思いがする。

耐震化の進まなかった理由の一つに高齢化があると言われている。確かに、耐震補強が効果的と言われても、人生の先行きといつ来るかわからない地震を考えたとき、耐震補強を行う労力と費用をかけるか、と考えるとなかなかモチベーションは持てないだろう。

地震対策って工学だけじゃないんだよな。難しい。